2人目の妊娠がわかって、里帰りするかしないか迷うママは多いのではないでしょうか。
私の場合も、結構迷いました。
その理由はやはり、上の子のお世話や保育園の問題です。
上の子は認可保育園に通わせているのですが、夫は仕事が朝も早く、夜も遅いため、基本的に保育園の送迎は不可能。
お互いの両親も家から遠いため、頼ることはできません。
となると、親に来てもらうか里帰りするかのどちらかになります。
私の母はまだ仕事をしているため、やはり里帰りしないと難しいと判断しました。
しかも、上の子の出産の際、妊娠高血圧症候群になってしまい、緊急帝王切開だったため、2人目も同じ病院の方が安心というのもあります。
そんなわけで、2人目も里帰り出産をすることに決めました。
里帰り中は保育園を退園せずに休むことはできるのか?
私の場合、コロナ禍ということもあり、里帰り先の病院から32週までに受診、さらにその受診日までに2週間の自宅待機が必要とのことでした。
となると、出産後1ヶ月は里帰りするとした場合、最低でも3ヶ月半は保育園を休むことになります。
ネットで調べた時に、「2ヶ月休むと退園になる」という情報もあったので、
せっかく苦労して入れた保育園を退園になるのは困る!
ということで、早速通っている保育園に相談しました。
結論から言うと、退園にはならないとのことでした。
よかったーーーー!!
ただし、
- 必ず異動届を提出する
- 保育園料は休んでいても払わないといけない
上記の条件がありました。
異動届は、区役所で書類をもらい提出し、控えを保育園へ提出しました。
お住いの自治体によって違うかもしれませんが、保育事由を就労から妊娠・出産に変更するというものでした。
ちなみに育児休業に切り替わる際も届け出が必要とのことです。
保育園料は休んでいても支払わないといけないという、世知辛い世の中ですが背に腹は変えられません。。。
退園させられないだけマシと捉えることにします。
ちなみに息子はちょうど3歳になりましたが、まだ2歳児クラスなのでしっかり保育料は発生します。
もし、3歳クラスなら無償化の対象なので惜しかった・・・
そんなわけで、里帰り中は上の子の保育園を休むことにしました。
里帰り先で保育園に通わせることはできるのか?
元気いっぱい、イヤイヤ期真っ只中の息子が、約3ヶ月半の間ずっと家にいるということを考えただけで、うーん・・・これはかなり厳しい。
できれば保育園に預けたいというのが、正直な気持ちでした。
しかも、父は引退して仕事をしてないので家にいますが、母はまだ働いてます。
そこで、なんとか通わせられる保育園はないか探す事にしました。
母が事前にいろいろ調べてくれたので非常に助かりました。
そこで分かったことは・・・
- 短期で通わせられる保育園はかなり少ない
- 役所は情報を全然把握してないため、直接保育園へ問い合わせしないといけない
こちらも自治体によって違うと思いますが、私の地元ではそうでした。
里帰り出産時の保育園ニーズって絶対あると思うのですが、そういった情報だったりサービスが全然なかったです。
里帰り先での保育園探し
まずは保育園の一覧情報を役所でもらい、通える範囲の保育園へ片っ端から電話で問い合わせるという方法をとりました。
すると、2件ほどヒット!
1件目の保育園は、週3回までだったり、短時間しか預けられないとのことでした。
しかし、2件目の保育園は、里帰り出産時の保育ニーズに合わせて特別コースがあるとのこと。
2ヶ月間から申し込み可能で、その後1ヶ月単位で延長できるという仕組みでした。
また、週何回通うのか、預ける時間も自由に選ぶことができました。
なんとありがたい!!
認可外保育園のため、保育料は少々高めですが、曜日ごとにカリキュラムが組まれていて、英語は外国人の講師が教えてくれるなど内容も良かったため、そこに決めました。
保育園の事前見学
流れとしては、まずは説明を聞きに保育園に行くことになりました。
私は行けないので、母が代わりに行ってくれて、その場でテレビ電話をつないで一緒に説明を聞きました。
質問もその場で行えたので良かったです。
事前に確認しておいて良かったこと
保育園によって微妙に用意するものが違うので、事前に毎日の準備物を聞いておいて良かったと思います。
里帰りの際に一緒に持って帰れば、準備にバタバタしたり無駄な出費を省けます。
里帰り先の保育園での様子
もともと里帰りする前くらいから、3歳のイヤイヤ期が炸裂しており、保育園行きたくない!と言い出していたため、最初は連れて行くのが本当に大変でした。。。
最初は大泣きしていましたが、1週間、2週間と経つと保育園楽しいと言ってくれるようになりました。
大人もそうですが、いきなり違う環境に放り出されて不安ですよね。
でもだんだん慣れてくるもの。そう割り切っていくしかないです。
仮に約3ヶ月半里帰り先で保育園に通わせてなかったら、
帰ってきた時に保育園に無事通えただろうか・・・
ブランクがありすぎてもっと嫌がってたのでは・・・?
そう考えると、最初は大変ですが里帰り先でも保育園に通わせて良かったと思います。
里帰り後、元の保育園での様子
保育園に行くのを嫌がる時期は過ぎたのか、すんなり通ってくれました。
今まで会えなかったお友達に会えて嬉しかったみたいです。
里帰り先でできたお友達や先生に会えないのは寂しいですが、今ではすっかりこちらでの生活に馴染んで楽しく通ってくれています。
里帰り先では、私が入院中いろいろ我慢して頑張ってくれたおかげで、息子は一回り成長したように感じます。
あんなにひどかったイヤイヤ期も、(ほんの少しだけ)マシになりました。
大変なこともいっぱいありましたが、里帰りして良かったなと思います。
里帰り先で保育園に預けるメリット
最大のメリットは、何より自分の負担が減ること!!
妊娠後期はお腹が大きくなって、夜寝られなかったり本当にしんどかったです。
そして1人目の妊娠の際に妊娠高血圧症候群になっていたため、二人目もなる可能性が高かったので、血圧に気をつけながら安静にしておく必要がありました。
3歳の男の子の相手は本当に大変です。
そんな時、保育園に日中預けられるだけでどれだけ助けられたか・・・
今まで育児と仕事の両立でバタバタ大変な毎日でした。
しかも2歳頃からのイヤイヤ期(3歳になってからはもっと酷くなる一方)で、精神的にも追い詰められていたので、少しでもゆっくりできる時間が何より自分にとってはありがたかったです。
きっとこういったニーズってあるはずなのに、なかなか受け入れ先がないんだなと感じました。
もし、私のような状況の人がいれば、ぜひ参考にしていただければと思います。
また、子供にとっても良かったと思います。
同年代のお友達と遊べる機会がなかなか里帰り先ではないため、いい刺激になったと思います。よく新しくできたお友達の話をしてくれました。
またうちの子は英語が大好きで、外国人講師のレッスンの日をとても楽しみにしていました。
里帰り先で保育園に預けるデメリット
お金がかかる点です。
3歳未満の場合、保育園料がかかるので長期で休んでいても支払いが発生するため、里帰り先の保育園料と二重にかかってしまいます。
うちの場合は、本当にありがたいことに親が里帰り先の保育園料を負担してくれたので助かりました。
もう一点は、慣れない環境の中、新しい保育園に行くため、最初子供がギャン泣きします。(かなり罪悪感に苛まれます。)
慣れるまで個人差はあると思いますが、泣かずに通えるようになるまで約2週間くらいかかりました。
でもいつも朝行く時だけ泣いて、帰りはケロっとして「楽しかったー」と言っていたので、大変なのは朝だけでした。
まとめ
里帰り先で保育園に預けようか迷っている人は、まずは短期で預けることができる保育園を探してみてください。
<里帰り先の保育園の探し方>
- 役所に問い合わせする。
- 保育園の一覧情報を手に入れる。
- 保育園に直接問い合わせする。
<里帰り先で保育園に預けるメリット>
- ママは日中自由な時間ができるため、ゆっくり過ごすことができる
- 子供は同年代の子と遊べる。退屈しない。
- 里帰りから帰ってきた時、ブランクがないためすんなり元の保育園に行くことができた。
<里帰り先で保育園に預けるデメリット>
- お金がかかる
- 新しい保育園に慣れるまでの間が大変
これから2人目出産で里帰りする方で、保育園を検討している方は是非参考にしてみてください。