三大メーカー後ろ乗せ電動自転車を比較!
前回投稿した「子供乗せ電動自転車購入まで①」で、前乗せか後ろ乗せか決めたところで、三大メーカーから良さそうな後ろ乗せ機種をいくつか選定しました。
そこからどんどん絞り込んでいくぞ!ということで、ざっくり特徴をまとめてみました。
ギュットクルームR・EX(パナソニック)
ギュットクルームRシリーズ、は2019年の12月に発売したばかりの最新モデルです。
あのcombiと共同開発したチャイルドシートを搭載。
安心の設計に加え、日よけサンシェードが付いています。
夏の暑い日差しから子供を守ってくれるって結構いいと思う!
そしてこのサンシェードが付いているのは、パナソニックだけ!
さらに、何と言っても目玉機能は「ラクイック」
リモコンキーをカバンの中に入れたまま、電源ボタンを押すだけで自動で開錠!
高いし最初はいらないかなーと思っていたのですが、絶対便利だし、鍵穴に鍵ささなくていいなんて最高!
こちらも決め手になりました。
ギュットクルームR・DX(パナソニック)
ギュットクルームR・EXにある「ラクイック」が付いていないだけで、他は同じスペックになります。
EXとのメーカー希望価格での差は、約2万円。
2万円で毎日の便利さを買うか、節約するか・・・ここも結構悩みましたが、
なんせ本体が15万円くらいするので、もう2万円くらいいいや!っていう気分になり
私はEXにしましたが、全く後悔はありません。
ギュットアニーズDX(パナソニック)
この機種は結構人気で、よく乗っている人を見かけます。
ギュットクルームRシリーズよりお値段は少しリーズナブルです。
1番の特徴としてあるのが、プレミアムリアチャイルドシートです。
5点止めの巻き取り式のシートベルトで、簡単に装着できるという優れもの!
後ろのボタンを押すだけで、車のシートベルトみたいにカチッといい感じのところで固定されます。
値段も手頃でバッテリー容量などはギュットクルームRシリーズと変わらないので、
こちらも結構最後まで悩みました。
ビッケモブdd(ブリジストン)
こちらも結構乗っている人を見かけます。デザインは1番いいなと思いました!
カラーコンセプトパーツが豊富で、組み合わせで自分の電動自転車はこれって
目印になりそうだなーと思いました。
メーカー公式サイトでは、カラーシミュレーションができるようになっているので、オプションでシートの色など変えて自転車のデザインを確認することができます。
しかし、色付きシートはオプションなので、こだわればこだわるほど高くなる・・・
というデメリットもあります。
あと、他のメーカーとの違いは、走りながら自動充電できるという点!
また、手元でハンドルの回転をロックできるので、子供の乗せ降ろし時に便利です。
パナソニックとかだと、スタンドを立てるとロックされる仕様なので、ここは結構違う点ですね。
PAS Babby un SP(ヤマハ)
新型のリヤチャイルドシートは、なんと折りたためます。だいたい半分くらいのところでたためるので、コンパクトになります。
2階段式自転車ラックとか、高さ制限のある駐輪機に止める場合は結構便利な機能です。
あと、装着も自動巻き取り式のシートベルトを採用。長さ調節がラクです。
そして、カラーバリエーションが豊富で、ありがちな色だけではなく、ミントブルーなどの明るめの色や2トーンカラーのものもあります。
ここまでざっくり調べた中で、自分の中ではやはりパナソニックが良さそうだなーという感じでした。夏場のサンシェードだったり、リモコンキーがどうしても気になったので!!
しかし、肝心なのはスペックだけではなく、乗り心地!!
ここからは、店舗で試乗してみた感想をまとめてみたいと思います。
三大メーカー店頭で乗り比べ!相性がいいのはどこの電動自転車?
お世話になった店舗は、近所のサイクルベースあさひさんです。
早速気になる自転車の試乗をさせていただきました!
しかし、ちょうどお店の在庫の関係で、今回あさひさんで乗り比べできたのが、
パナソニックのギュットクルームR・DXとヤマハのPAS Babby un SPのみになります。
とりあえず一番気になっていたギュットクルームRに乗ることができたので、よかったです。
では、早速乗り心地をレポートしたいと思います。
パナソニックとヤマハの乗り心地比較
乗り心地の感想は、パナソニックの方が最初のスタートダッシュの勢いがすごい!!とてもパワフルな印象を受けました。
一方、ヤマハの方はなめらかで自然にサポートしてもらっているような感じでした。
ここに関しては、好みの問題のような気がします。
あと、スタンドを外した瞬間の自転車本体の安定感は、パナソニックの方があるような気がしました。ヤマハは少しバウンドした感じです。
かなり感覚的な感想になってしまうのですが、正直本当にちょっとした違いです。
どちらも乗り心地は最高だと思います。電動自転車初体験の私にとっては両方感動ものです!
というわけで、乗り心地だけでは正直決められませんでした。
そこで、もし2人目が生まれて、3人乗りになった場合の乗り心地はどうなんだろう?ということが気になってきました。
そこで、あさひの店員さんにお願いして、仮止めにはなりますが、前用のチャイルドシートをつけてもらい、運転比較してみました。
3人乗り時の運転のしやすさ比較
店員さん曰く、ヤマハの方が前のスペースが空いているので運転しやすいと言っていたのですが、実際前のチャイルドシートをつけてみると、高さの問題なのか自分の胸のところにチャイルドシートが少し当たる感じでした。運転しにくいわけではなかったのですが、パナソニックはつくことがなく運転できたので、これはもうパナソニックに決まりだなと!!
そんなわけでやっぱパナソニックとなったのですが、ブリジストンの自転車に乗っていないので、どうしても気になった私は、後日別の自転車屋さんでブリジストンのビッケモブddに乗ってみることにしました。あと、パナソニックのギュットアニーズも。
ブリジストンとパナソニックの乗り心地
ブリジストンのビッケモブの乗り心地は、スタートダッシュの勢いはパナソニックとヤマハの間って感じでした。ちょうどいいような感じです。ただ、そんなに大きな違いはないのでうーーーん、乗り心地だけでは正直決められないなという感じでした。
ブリジストンとパナソニックの違いは、ハンドルロックの仕方です。ここも比較する上でポイントになりそうです。
ハンドルロックの比較
パナソニックはスタンドを立てると自動でハンドルロックがかかります。一方ブリジストンは、ハンドルのグリップのところでロックがかけられます。
なので、自転車を降りる前にロックをかけることができます。
パナソニックはスタンドを立てたら自動ロックするので、もし自転車を停めたあと手動で動かす時に、カチカチロックがかかってしまって大変だと聞きました。
ハンドルロックの仕様でいくとブリジストンの方が良さそうだと思いました。
しかし!!
実際乗ってみてロックかけようと思ったのですが、慣れてないせいもあるのかちょっと硬くてかけにくかったので、めんどくさ!となってやっぱパナソニックでいいやという気になりました。
ギュットクルームとギュットアニーズ比較
乗り心地に関しては、もはや違いはそんなに変わらないです。
価格がギュットアニーズの方が安いので、特にサンシェードとリモコンキーとかいらない!と言う方はアニーズでいいと思いました。
でも、やっぱりサンシェードとリモコンキーが欲しかったので、ギュットクルームR・EXに決めました!!
ちょっと長くなりましたが、いかがでしたでしょうか?
めちゃくちゃ主観なのであまり参考にはならないかもですが、やっぱり電動自転車は試乗してみた方がいいと思います。
言葉で違いを表現するのが難しいのですが、メーカーによって確実に乗り心地は違うので!
次回は、実際の購入価格や、ネットとの価格比較などについて書こうかと思います。
では!